「子どもには早いうちから英語に慣れてほしい」と思うパパさんやママさんは多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ねんね期の赤ちゃんからでも一緒に楽しめる、英語の手遊び歌を紹介します。
- 英語初心者でもできる手遊び歌を知りたい
- 赤ちゃんとの遊びにバリエーションが欲しい
- 英語に楽しく触れてほしい
こんなお悩みをお持ちのパパさんママさんにおすすめの記事です。
Contents
ねんね期から始められる!英語の手遊び歌
低月齢の赤ちゃんはできることも限られるため、何をしようか迷うことがありますよね。
手遊びなら、首すわり前からでも気軽に赤ちゃんと一緒に遊べるのでおすすめです!
英語の手遊び歌のメリット
私が娘と英語の手遊び歌を始めて感じたメリット3点を紹介します。
手遊び歌なら赤ちゃんとのスキンシップを気軽にとれるのでおすすめです。
英語が苦手な方は、日本語の手遊び歌からスタートして、慣れてから英語を取り入れるのも良いかと思います。
英語の時間を作れる
一つめのメリットは、「英語の時間」を作れることです。
日本で過ごしていると、英語に触れる機会は少ないですよね。
テレビなど周りが日本語だらけの環境だからこそ、私は「英語の時間」を意識的に設けるようにしています。
私が英語の手遊び歌をするときは、歌やリアクションなども英語にするようにしています。
子どもが英語のスイッチを入れやすいように、アルファベットのポスターを貼るなどするのもおすすめです!
英語の音に慣れる
英語の手遊び歌なら、英語の音に慣れることができるのもメリットの一つです。
赤ちゃんの頃は、LとRの違いなど日本語にはない音も聞き取れる貴重な時期です。
手遊び歌を英語で歌えば、お歌を楽しみながら英語特有の音に触れることができますよね。
大人には聞き取れない音でも子どもなら聞き取れることから、英語に対して苦手意識を持ちにくくなります。
だからこそ歌などを通して、耳が良い頃から英語特有の音に触れることがおすすめです。
英語の単語を自然と学べる
手遊び歌では、子ども向けの簡単な単語が多く使われています。
そのため、体のパーツや家族の名前(例:Mother)など、基礎的な単語を学べます。
小学校の英語の授業で出る単語も多いので、歌で自然と覚えられるのは大きなメリットです。
授業でも「聞き取れた!」と思える瞬間ができて、学ぶ楽しさを感じやすくなります。
おすすめの英語の手遊び歌
たくさんある英語の手遊び歌から、私が実際に娘としているものを紹介します!
どの歌も手遊びの動きをアレンジすれば、新生児の頃から楽しめます。
歌に合ったおすすめの動きや歌詞のアレンジなども解説しています。
赤ちゃんとの遊びに迷った際、ぜひ取り入れてみてくださいね。
歌や手遊びの動きによって、赤ちゃんの反応が変わるのを見るのもとても楽しいですよ。
低月齢〜OK!英語の手遊び歌
Finger Family
5本の指を使ったお歌で、低月齢の赤ちゃんから楽しめます。
ぐずっていた娘にこの曲を歌ったところ泣き止んだので、気になる方は試してみてくださいね!
歌詞も簡単な単語ばかりで繰り返す部分も多いので、英語が苦手な方でも歌いやすくなっています。
DaddyやMommyなど、家族に関する基本的な英単語をカバーできます。
★TIPS
歌詞に合わせて赤ちゃんの指を触ったり、ママさんパパさんが自分の指を立てて動かしたりします。
例:Where is Daddy?の歌詞なら、親指を立てて左右に動かします。
Head, Shoulders, Knees and Toes
「あたま かた ひざ ぽん」の英語版で、メロディーや歌詞が一部日本語版とは異なります。
この曲では、Head(頭)やShoulders(肩)など、基本的な体のパーツを覚えられます。
ねんねした状態でも、お座りした状態でもできるので、長い間楽しめるお歌です。
★TIPS 1(触れる)
歌詞に合わせて、赤ちゃんの体のパーツに優しく触れます。
この時、赤ちゃんと目を合わせて、パパさんママさんも楽しそうに歌うのがポイントです。
例:Head→赤ちゃんの頭をやさしくタッチ
★TIPS 2(歌のスピード)
歌は赤ちゃんの好みに合わせてスピードを変化させると親子で楽しめます。
初めて手遊びをする時や、スキンシップに慣れていない場合は赤ちゃんが驚くことがあるため、ゆっくりめにするとおすすめです。
娘はゆっくりめで歌うと笑うことが多く、早いと少し驚いたような表情をします。
Hokey Pokey
Head, Shoulders, Knees and Toesと同様に、体のパーツを覚えられるお歌です。
Right hand(右の腕)やleft foot(左の足)など、体全体を使います。
メロディーや歌詞が繰り返されるので、初めてでも覚えやすい歌になっています。
動きをアレンジすることで、ねんね期の赤ちゃん〜小学校低学年の小さなお兄さんお姉さんまで楽しめます。
また、大人数なら輪になってみんなで踊ることもできるため、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。
★TIPS(動き)
ねんね期の赤ちゃんなら体をタッチしてあげたり、パーツを優しく振ってあげたりするのもおすすめです。
歩けるようになったお子さんであれば、ママさんパパさんが踊って、その動きの真似をしてもらうのもOKです。
ねんね期の動きの例(右手の場合):
You put your right hand out→右腕にタッチ、もしくは右手を握手する
you shake it all around→右手を持ってあげて、2〜3回ほど左右に小さめに振る
Row, Row, Row Your Boat
赤ちゃんとスキンシップを取りたい方に特におすすめの一曲です。
出てくる単語が比較的簡単なものなので、メロディーも覚えやすいのも魅力の一つです。
★TIPS
首や腰がしっかりとしてきたら、動画のようにボートをこぐ動作をするのがおすすめです。
また、動きを少し変えて左右に揺れたり、"Oh no!"と言いながら揺れを大きめにすると、さらに楽しんでもらえました!
首すわり前は、以下の2通りで楽しんでいました。
1:赤ちゃんの手を持ってボートを漕ぐように動かしてあげる
2:寝た状態の赤ちゃんを、肩から腰までしっかりと両腕で支えて、体を左右に揺らしてあげる
ねんね期の赤ちゃんはまだ自分で体を動かせないので、左右に体を動かしてあげるだけでも楽しんでくれました。
The Wheels on the Bus
ねんね期からでも十分楽しめるお歌です。
明るい曲調で、繰り返すフレーズも多く、赤ちゃんと遊ぶのにぴったりな曲です。
車が好きな子であれば、お手持ちのミニカーなどを使いながら歌うのもおすすめです。
★TIPS
歌詞に合わせて踊ると、体を使って英語の意味を自然と覚えやすくなります。
例:The wheels on the bus go round and round→赤ちゃんの手を持って円を描く
If You're Happy and You Know It
「幸せなら手を叩こう」の英語版です。
メロディーは日本語版と同じなので、英語の手遊び歌の中でも覚えやすいものになっています。
新生児期からでも楽しめるので、特に赤ちゃんとの遊びに迷っているパパさんママさんにおすすめです。
★TIPS
歌詞に合わせて、パパさんママさんが赤ちゃんと手を一緒にたたきながら歌ってみましょう!
また、手を叩く時に"Clap, clap."と言うなど、動作を英語で言いながら動くのもおすすめです。
The Itsy Bitsy Spider
ネイティブがよく歌う英語の手遊び歌の一つです。
私自身もカナダの幼稚園にいた頃、現地の先生と一緒に歌って遊んだのを覚えています。
歌の名前は、The Eensy Weensy SpiderやThe Incy Wincy Spiderとも書かれることがあります。
- Itsy bitsy
- Eensy weensy
- Incy wincy
これらはどれも「とてもちっちゃな」という意味で、小さなクモが出てくるお歌です。
歌詞の内容に合わせて、私は娘と雨の日によく歌っています。
*0:43〜再生すると、手遊びの動きが確認できます。
★TIPS(動き)
この歌は手の動きが複雑なため、手がある程度動かせるお子さんはぜひ手の動きを真似しながら歌ってみてください。
赤ちゃんは寝かせた状態で、パパさんママさんが手を動かしながら歌うとおすすめです。
娘もコロコロと変わる手の動きが面白いのか、じーっと見てくれます。
★TIPS 2(歌詞のアレンジ)
通常は小さなクモの歌ですが、大きなクモにアレンジして歌うのも面白いです。
歌詞の"the itsy bitsy spider"を"the big, big spider"に変えるだけでOKです。
この時は低めの声でゆっくりと歌うと、赤ちゃんにも違いが分かりやすくなります。
首すわり以降におすすめの英語の歌
ここからは、首すわり以降に特におすすめの英語の歌を紹介します。
歌におすすめの動きも紹介していますが、お子様の成長や個性に合わせてくださいね。
*怪我などにつきましては一切の責任を負いかねます。
細心の注意を払っていただけるようお願いいたします。
London Bridge is Falling Down
日本語でもお馴染みの「ロンドン橋」の英語版です。
メロディーは日本語と同じで歌詞も繰り返しが多いので、英語でも覚えやすい曲になります。
赤ちゃんと一緒に動いて楽しめるので、遊びに迷った時におすすめです。
★TIPS(ねんね期の動き)
ねんね期では、ガーゼのハンカチや薄手のおくるみを使います。
メロディーに合わせてハンカチを赤ちゃんの顔にかけたり、顔の上でヒラヒラとさせます。
私は歌詞の"falling down"に合わせて、おくるみを赤ちゃんの顔にかけていました。
また、ハンカチを顔の上でヒラヒラとさせると、風を感じるらしく娘はとても喜んでくれました。
ちょっとした小物を使うことで、赤ちゃんもお歌を楽しめますね!
★TIPS(腰がすわってからの動き)
体育座りをしたママさんやパパさんの膝の上に、赤ちゃんを座らせます。
しっかりと赤ちゃんを支えながら、歌詞の"falling down"に合わせて、ゆっくりと足を伸ばします。
そうすると赤ちゃんが膝の上からゆっくりと落ちていきます。
動きに合わせてゆっくりと歌ったり、スピードを変化させるのがおすすめです!
座っている位置の高さが変わることで、赤ちゃんの見える世界が変化します。
娘は落ちるのが面白いのか、とてもよく笑ってくれます。
★TIPS(リアクション)
歌詞の"falling down"で赤ちゃんが落ちる時に、"Oh no!"などのリアクションをしてみてください。
娘の場合、私が表情や声色を変えると面白そうにしてくれました。
Five Little Monkeys
動物の名前や数字を覚えるきっかけ作りにもおすすめです。
歌に合わせてジャンプするのも楽しいので、兄弟で一緒に楽しめる歌になっています。
★TIPS(ねんね期の動き)
歌詞の"jumping on the bed"に合わせて、ジャンプする感覚になるように、赤ちゃんの足の裏に手のひらを当てたり離したりしました。
また、5 little monkeysなどの数字が出てきたら、手でその数字をジェスチャーするようにしました。
(例:4 little monkeys→ 4本指を立てる)
★TIPS(腰が据わってからの動き)
たかいたかいをする感じで、ゆっくりめに上下に赤ちゃんを動かしてあげました。
ママさんパパさんが座りながらやると、赤ちゃんも足が地面に触れるので、ジャンプをしているような動きができます。
私は揺さぶられっ子症候群が怖くゆっくりめにしましたが、娘はキャッキャっと大喜びでした!
★TIPS(兄弟も一緒に楽しむ方法)
自分でダンスができるような年齢のお子様であれば、曲に合わせてジャンプするのも面白いかと思います。
また、歌詞ごとに振りを変化させると、歌の意味が分かりやすくなるのでおすすめです。
例:"bumped his head"→頭を触る
"Mama called the doctor"→電話しているようなジェスチャーをする
"No more monkeys jumping on the bed"→両手で大きな×を作る
その他のおすすめの英語の歌
その他の歌
- Teddy Bear, Teddy Bear
- I'm a Little Teapot
- Rain Rain Go Away
- Do You Know the Muffin Man
- Humpty Dumpty
- Who Took the Cookies from the Cookie Jar
以上6曲は手遊び歌ではありませんが、どれもとても有名な英語の童謡です。
歌に合わせて手を動かしたり、その日の天気に合わせたお歌を選んで歌ったりするのも楽しいですよ。
最初の2曲Teddy Bear, Teddy BearとI'm a Little Teapotは、動作をしながら歌うので、ダンスが好きな子におすすめです。
また、Humpty Dumptyは小学校の英語の授業でも出てくることが多いので、慣れておくとベターです。
まとめ
赤ちゃんと一緒に楽しめる英語の歌はいかがでしたでしょうか?
今回は低月齢から取り入れられるものを中心にご紹介しました。
曲によって赤ちゃんのリアクションは変わるので、お子様が気に入った手遊び歌を見つけてみてくださいね。
この他にもぴか英語では、お家で取り入れられるアメリカの行事なども紹介しています!
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See you soon!