文化・教育

アメリカ中学校について(音楽の授業編)

Hello!

今日はアメリカで中学生のころやっていた、フルートの習い事や

学校での音楽の授業についてお話します!

日本では音楽の授業は、リコーダーだったり、教科書を使ったりしているみたいですね。

アメリカとはかなり音楽の授業の内容が違っていたので、

私は自分が中学校の先生になってからカルチャーショックを受けました。

 

アメリカの音楽の授業について

1.アメリカの音楽の授業は選択制

アメリカの中学校は、どの授業を受けるか選択できるものもあったので、日本の大学みたいな感じでした。

私が通っていた学校の音楽の授業では、Bandと呼ばれる吹奏楽のクラス,Orchestraと呼ばれる弦楽器のクラス、

もしくはChoirの合唱のクラスの3種類から選ぶことができました。

 

音楽の授業の中でも、Bandのクラスは、以下の3グループで構成されます。

  • Trumpetなどのbrass instruments金管楽器
  • フルートなどのwoodwinds木管楽器
  • ドラムやギターなどのpercussion

そのため、中学に入学する前に、自分がやってみたい楽器を吹いてみることができるtry outというイベントがありました。

そこで自分が中学の音楽の授業で担当する楽器が決まるので、ドキドキでした!

 

2. アメリカの音楽の授業の席順は、なんと成績順

学校によりますが、私が通ったアメリカの中学校のうち1校では、

音楽の授業も同様で、席順はまさかの成績順でした。

 

毎日最低30分の練習を積み重ねて、なんとかフルートの中で学年2位の席につけたことが、

とっても嬉しかったのを今でも鮮明に覚えています。

「音楽を頑張ろう!」というモチベーションにも繋がりやすいので、

日本でも取り入れてみると面白いかもしれませんね。

 

3. アメリカならでは!音楽の部活:マーチングバンド

アメリカの高校では、マーチングバンド部にも入りました。

フルートを吹くメンバーは、韻を踏んだFluty Tutiesなんて呼ばれていました♪

 

アメリカのマーチングバンドは、日本でいうマーチングバンドとは少し違って、

ただマーチするだけじゃなくて、ショーで踊ったり、

吹きながら動きをつけたりと、結構ハードな内容でした。

アメリカンフットボールの会場で4分程度のショーを行うので、暗譜することはもちろん、

自分がどこに次移動するのかというのも、すべて記憶しておく必要がありました。

 

実は、一歩のサイズも決まっていて、アメリカンフットボールの会場に

引かれている線に基づいて決められています。

ちなみにフットボール会場は、基本的にはどのアメリカの高校にもある設備だと思います。

 

夏休みもほぼすべて注ぎ込んで、毎年秋に開かれる、

Bands of Americaというマーチングバンドの全米大会にも出場します。

私一人の実績ではありませんが、全米で5位、そして最優秀音楽賞も入賞できたのが感慨深かったです*^^*

アメリカならではのマーチングバンドショーが気になる方は、

ぜひYouTubeでBands of Americaと調べてみてください。

 

ちなみに、マーチングバンドではフルートってずっと同じ姿勢でフルートを持ち続けるので、

他の楽器と比べてもかなり二の腕に効く楽器だと思います!(笑)

アメリカから帰国してからはあまりフルートを吹けていないのですが、またチャレンジしてみたいなと思います。

Thank you for reading! See you next time!!


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