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ネイティブに近づける!英語のスラング・イディオム:食べ物編

英語を勉強し始めると、「これってどういう意味?」と分からないような表現に出会う方も多いのではないでしょうか。

英語には、イディオムやスラングなど、日本語には無い独特の表現が数多く存在します。

 

 

今回はスラングやイディオムの中でも、食欲の秋に因んで、go bananasなど、食べ物を使ったものをご紹介します。

どれもネイティブがよく使う表現なので、覚えておくと会話に活かせること間違いなしです!

 

また、イディオムを使った授業案も紹介しているので、英語の授業を担当している先生方にも読んでいただけたら幸いです。

 

イディオムやスラングって何?

イディオムは慣用句、そしてスラングは砕けたカジュアルな表現を指します。

どちらも直訳では分からないような意味を持つ表現になっています。

 

日常会話でも使うことが多いですし、海外の映画やドラマシリーズのセリフにも多々使われているので、少しずつ覚えるとおすすめです。

ネイティブならではの表現に興味のある方は覚えておくと役立ちます!

 

イディオム、スラングを学ぶメリット

表現の幅を広げられる

イディオムやスラングを取り入れることで、その場に合った話し方を身につけることができます。

イディオムは日常会話でも、職場での会話にも使うことが多いです。

対してスラングは、友人や仲の良い同僚など、カジュアルな雰囲気の場で使用されます。

 

ネイティブならではの表現を理解できる

イディオムやスラングはネイティブならではの表現です。

表現に隠された細かなニュアンスを理解できるようになることで、適切なリアクションが取れるようになります。

また、「この表現が分かるようになった!」といった瞬間を増やすことで、自身の英語学習のモチベーションにも繋がります。

 

英語のイディオム&スラング集:食べ物編

英語にはたくさんのスラングやイディオムが存在しますが、今回は食べ物から来たものを紹介します。

直訳してから意味を推測するのも面白いですし、自分で例文を作って覚えるのもおすすめの学習方法です。

 

お菓子

お菓子を使った表現からスタートです。

可愛らしい表現で、思わず使ってみたくなってしまいますね!

 

この他のケーキやパイなどのスイーツを使った表現はこちらで紹介しています。

 

ゼリー

jelly 羨ましい

Jellyは、一般的には「ゼリー」や「ジャム」を意味する言葉です。

同時に、可愛らしいスラングとしても使われていて、jealous(羨ましい)から来た表現です。

 

例文:I'm so jelly!

とっても羨ましい!

 

ちなみに、アメリカではPeanut butter and jelly sandwich(ピーナツバターとジャムを挟んだサンドイッチ)が定番で、ランチの時はカフェテリアで売られていたり、家から持ってくる子もいます。

 

クッキー

a smart cookie 頭が良い人

a tough cookie タフな人

 

Cookieが「人」を指すだなんて、不思議ですよね!

Get Well Soonのカード(入院している方などに送るカード)などに"You're a tough cookie!"と書いてあったりします。

 

これらの表現は「びっくり!クッキーの生地がアメリカの人気なお菓子って本当?」の記事に詳しく書いています。

 

アメリカの面白い食文化も紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

 

木の実

以前こんなツイートをしました!

 

nutsはクレイジーを含め、たくさんの独特表現を持つ言葉です。

いくつかピックアップして紹介していきます。

 

be nuts クレイジー

be nutsでクレイジーと同じ意味を持ちます。

 

例文:They are nuts!

彼らはクレイジーだ!

 


 

be nuts about ~ 〜に夢中

be nutsの後にabout ~を付けることで、「〜に夢中である」という意味になります。

リスがナッツ(木の実)が大好きなのをイメージして、意味を覚えるのがおすすめです!

 

例文:He is nuts about her.

彼は彼女に夢中だ。

 


 

go nuts 激怒する

Cambridge Dictionaryによると、「激怒する」の意味を持つフレーズです。

 

この他に、be nutsと同じで、クレイジーになるという意味としても使われます。

文脈で意味を判断してくださいね!

 

例文:I broke my sister's smartphone! Oh no, she will go nuts!

お姉ちゃんのスマホを壊しちゃった!どうしよう、めちゃくちゃ怒られる!

 


 

drive sb nuts イライラさせる

driveからは想像しづらい意味ですが、drive ~ nutsで、〜をイライラさせると言うことができます。

 

Twitterで検索をしたところ、nutsを使った文章では、この形がよく使われていました!

日常会話では使うことが多いフレーズです。

 

例文:He drives me nuts!

彼は私をイライラさせる。

 


 

a hard nut to crack 難問、難題

直訳すると「割るのが難しい木の実」となることから、難問や難題を指す言葉になります。

 

例文:This is a hard nut to crack.

これは難問だ。

 


 

in a nutshell 簡単に言うと

nutshellは、nut(木の実)とshell(殻)が組み合わさってできた言葉で、nutshellで木の実の殻を意味します。

木の実の殻の小さいスペースに収まるように話すことをイメージすると、覚えやすいですね!

 

例文:Can you explain this situation in a nutshell?

この状況を簡潔に説明してくれませんか?

 

 

フルーツ

秋といえば、フルーツも美味しい時期ですね!

ここでは秋〜冬にかけて美味しいりんごと、手軽に食べられるバナナの2種類をピックアップしました。

 

 

りんご

apple of ~'s eye 〜にとって大切なもの

食べ物関連のイディオムの中でもかなり有名な表現です。

You are the apple of my eye.(私にとってあなたは大切だ)なんて言われたら幸せですね!

 


 

bad apple グループの中で悪影響を与える人

学校で使われるなら、問題児を指します。

ここでは単数形で紹介していますが、複数人いる場合はbad applesと表現します。

 

例文:He is a bad apple.

彼は問題児だ。

 

バナナ

go bananas とても喜ぶ、激怒する

go bananasはgo nutsとほぼ同じ意味です。

クレイジーになりそうなくらいとても喜ぶ、もしくは激怒するといった意味で使われます。

 

喜ぶにしろ、怒るにしろ、とてもすごい感情のパワーが含まれているイメージを持つ言葉です。

お猿がバナナをもらってとても喜んでいる姿や、バナナを取られて激怒している姿を思い浮かべれば、意味も覚えやすくなりますね!

 

例文:He asked me out on a date! I'm going bananas!

彼がデートに誘ってくれたの!本当に嬉しい!

 

加工品

チーズ

cheesy チーズっぽい、安っぽい

Cheeseが元になっている言葉で、二つの意味があります。

 

一つ目は、チーズっぽいという意味です。

この場合は、食べ物を表す時に使われることが多いです。

例えば、Cheesy hamburgerなら、チーズが多いハンバーガーのように使われます。

 

もう一つは安っぽい、クオリティーが低いという意味です。

例えば、「これは安っぽい映画だ。」という時なら、This is a cheesy movie.と表現できます。

 


 

big cheese お偉いさん

一見「大きなチーズ…?」と思いますが、お偉いさんを表現する言葉になります。

他のイディオムと違って、ビジネスの場面で使うことがあるフレーズです。

 

例文:

A: Who is he? 彼は誰?

B: He's the big cheese in this company. この会社のお偉いさんだよ。

 

use your noodle 頭を使いなさい

直訳すると、「あなたの麺を使いなさい」ですが、本来は「頭(脳)を使いなさい」という意味になります。

比較的子ども向けに使われることが多い印象のフレーズです。

 

ちなみに、なぜnoodleが脳みそなのか、疑問に思う方もいるかもしれません。

アメリカに住んでいた頃、小学校の先生からは「脳みその見た目が麺に似ているからこう表現するんだよ。」と教えてもらったことがあります。

 

野菜

次は野菜のイディオム・スラングです。

日本でも馴染みのある、ジャガイモ、とうもろこし、豆を使ったものをピックアップしました!

 

 

家族との食事の時、クイズに出してみると、食卓がより賑やかになりそうですね!

 

ジャガイモ

couch potato ゴロゴロしている人

まさかカウチとジャガイモを組み合わせて、ゴロゴロとテレビをずっと見て動かない人を指すとは思いませんよね。

ゴロゴロしていると、Stop being a couch potato!と怒られることもあるかもしれませんね!

 

例文:I like being a couch potato.

テレビ見ながらゴロゴロするのが好きなんだ。

 


 

hot potato 扱いづらい難題

直訳ではホカホカのポテトをイメージしてしまいますが、イディオム的には扱いづらい難題を意味します。

文脈によっては、政治の問題や今話題になっている時事問題のことを指します。

 

hot potatoはこれ以外に、遊びの名前にもなっています!

ボールなどを熱いポテトに見立てて、次の人にどんどんパスしていくゲームです。

 

とうもろこし

corny ありきたりで面白くない

Corn(とうもろこし)から来た言葉で、ありきたりで面白くないという意味があります。

もちろんたくさんコーンがある状態のことも言いますが、よく使うのは面白くないといった意味の方です。

 

よく使われる形:That's a corny joke.

寒いギャグだね。もしくは、沢山聞いたことあって飽きたジョークだよ。

 

corny joke以外にも、story、movieなどと一緒に使います。

Cheesyの類語にもなります。

 

full of beans とても元気、明るい

「たくさんの豆」という意味でも使われますが、イディオムとしては明るくエネルギッシュな様子を表します。

例文:My daughter is full of beans! 私の娘はとても元気なの!

 

「なぜ豆で元気なのか?」と不思議に感じますよね。

諸説ありますが、豆を餌にやると、馬の元気がよくなると言われていたところから、この表現につながったそうです。

 


 

spill the beans うっかり秘密をバラす

直訳すると「豆をこぼす」の意味ですが、秘密や真実をバラすという意味になります。

 

ただ単に秘密を漏らしてしまう、というよりも、「うっかりして」のニュアンスが強い表現です。

例文:Don't spill the beans! 秘密をばらさないでね。

 

fishy 疑わしい

直訳の「魚っぽい」という意味を持ちますが、これ以外に、疑わしいや、あやしいという意味があります。

文字を見ただけでは分からないような意味が隠されている言葉ですね!

 

ネイティブがfishyを入れてよく使うフレーズは:Something smells fishy.

 

何かが魚臭い、という表現で、なーんかあやしい…と言うことができます!

Fishyはこのフレーズで使われることがかなり多いので、文章ごと覚えておくと楽だと思います。

 

牛肉

beefy たくましい

Beef + "-y"で、牛肉っぽいという意味がありますが、人を表す時にも使えます。

 

He is beefy.と言うと、彼はたくましいといった意味になります。

牛肉の話をしているのか、それとも何かがたくましいと表現しているのか、文脈に沿って意味を考えるのがおすすめです!

 

食べ物の名前の後にyをくっつけるだけで、別の意味を持つ表現になるなんて、面白いですね!

 

おすすめの授業案

Use your noodleというイディオムをご紹介しましたが、このイディオムを使った、おすすめの授業アイディアもまとめました!

合わせて、イディオムを取り扱えるちょっとしたスピーチやアクティビティも紹介します。

 

アイディアコンテスト

2021年9月現在、米国のNissin FoodsとKraft社がそれぞれUse Your Noodleコンテストを開催しています。

 

残念ながら、コンテストの参加者は米国在住の方限定ですが、学校での英語の授業に取り入れてみるのはいかがでしょうか?

子どもたちの柔軟な発想なら、きっと面白い発明が出てくること間違いなしです!

 

 

カップヌードルの50周年を記念したコンテストです。

カップヌードルのような、食に関連する発明のアイディアを募集しています!

 

【コンテストの内容】

1分以内の動画で、どんな発明か、どこから着想したのか、また社会にどのような影響を及ぼせるのかをアピールすること。

 

本来はTwitterもしくはInstagram上で、ハッシュタグ#UseYourNoodleContestを付けて投稿されています。

そのため、世界にはどんな風にアピールする人がいるのか、またどんなアピール方法を使っているのかを参考に見ることも可能です。

 

おすすめの評価項目

アメリカの学校のように、以下をルーブリック評価に追加してみるとおすすめです。

単純に英語ができていればOKなのではなく、発想力やアピール力なども評価の対象にできます。

 

  1. 個性がアピールできているか(ポスターやスライドに3色以上使っているか、独自性があるかなど)
  2. スピーチ(英語の発音を意識できているのか、抑揚を付けて話せているのか、アイコンタクトはできているかなど)
  3. 文章(正しい文法が使えているか、スペルミスはないかなど)
  4. 内容(テーマに合った内容を発表できているのか、具体例を提示して説明できているか)

Kraft社のコンテストなら、内容が比較的簡単であるため、小学生〜高校までの英語の授業に取り入れることができます。

 

【コンテストの内容】

マカロニを使用して、世界を笑顔にするような落書きを作ることがミッションです。

 

こちらも本来ならアメリカ国内もしくはプエルトリコ在住の方限定ですが、授業で使用するにはおすすめです。

また、実際に開催されているコンテストということで、authenticity(本物であること)を追求した授業アイディアになります。

 

英語のプレゼンと組み合わせることで、英語プラスアルファの発想力を育むような教育に繋がりますね。

 

イディオム紹介

生徒がそれぞれイディオムを一つずつ、クラスで紹介するのもおすすめです。

クラスでプレゼンをしたり、クイズ形式にしてゲーム感覚になるようにアレンジをするのも楽しいです!

 

スピーチ形式

スピーチなら、以下の手順を踏んで準備を進められます。

  1. 教師がイディオムのリストを用意する(生徒数分のイディオムが必要)
  2. 生徒はイディオムに合わせた絵をポスターに描く
  3. 生徒はイディオムの紹介文を考える(教師による添削の必要あり)
  4. 本番は黒板にはイディオムを書いて、ポスターを見せながら、紹介文をスピーチする

 

ワンポイントアドバイス

クラス全員の前で行ってもいいですし、何名かのグループに分けるのでもOKです。

クラスの雰囲気や英語のレベルなどに合わせてアレンジするのがおすすめです。

 

聞く側の生徒たちには、紹介されたイディオムとその意味をまとめられるプリントを用意しておくのがおすすめです。

実際にイディオムとその意味を書くことで、印象に残りやすくなります。

 

 

クイズ形式

もし時間に余裕があれば、クイズ形式にもアレンジ可能です。

 

手順は1~3まではスピーチ形式と同じです。

ステップ4の発表の際に、イディオムに合わせた絵を見せながら、3択の中からクラスメイトに意味を当ててもらいます。

 

チーム戦にすることでより盛り上がりそうなゲームです。

 

まとめ

食べ物に関連したイディオムとスラングは、いかがでしたでしょうか?

 

このほかにも動物を使ったイディオムなど、数多くのものが存在します。

一度に覚えるのは難しいので、少しずつ意味を覚えて実際に使っていくことで脳に定着させていきましょう!

 


 

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See you soon!

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