Halloween is almost here, so please let me share how we celebrate it in the states!
毎年渋谷でのハロウィンがニュースになりますね!
でも、本場のアメリカではどのようにハロウィンがお祝いされているのか、知らない方も多いのではないでしょうか?
実はアメリカでは、ハロウィンの前から準備をしたり、当日は学校でもお祝いしたり、日本での印象とかなり違います。
そこで今回は、実際に私が経験したアメリカのハロウィン文化をご紹介します。
以下4つの観点からお話するので、気になるところだけでも見ていただけたら嬉しいです!
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- ハロウィンの準備編(Pumpkin Patch & Jack-o'-Lantern)
- お菓子編(Candy Corn & Donation)
- ハロウィン当日編(Trick-or-Treating & School Parties)
- ハロウィンに欠かせない英単語
Let's enjoy Halloween together!
Contents
アメリカのハロウィンの準備(かぼちゃ編)
アメリカのハロウィンの準備は、まずかぼちゃを収穫するところからスタートします!
Pumpkin Patch かぼちゃ狩り
Every autumn, we go to a pumpkin patch to get ready for Halloween!
ハロウィーンの時期が近づくと、pumpkin patchへかぼちゃ狩りに行きました。
かぼちゃ狩りで獲ったかぼちゃは、ハロウィンが終わってからも11月のサンクスギビングまで飾るお家も多いです。
★Pumpkin Patchとは?
Pumpkin patchとは、かぼちゃ畑のことです。
ちなみに、patchは耕作された一区画のことを指します。
かぼちゃ狩りの様子
アメリカだとこの時期はかぼちゃ畑で自分の好きなかぼちゃを狩ることができます。
日本のいちご狩りのように、サイズや重量によって値段が変わります。
気になるサイズは、両手で抱えきれないくらい大きなものからミニミニサイズのかぼちゃもあります。
自分が飾りたいサイズに合わせて、畑で選べるのが楽しめるのが魅力です。
また、農家にもよりますが、かぼちゃ狩り以外に大人気のアトラクションがあります。
その名もcorn maze(とうもろこし畑で作った迷路)です。
畑に育ったとうもろこしはかなり大きいので、子どもだとゴールがどこにあるのかわからないまま進みます…!
とてもドキドキして楽しかったのを今でも覚えています。
Jack-o'-Lantern ジャック・オ・ランタン
これは聞いた方も多いかもしれませんね!
Jack-o'-Lanternとは、ハロウィンの時期によく見る、顔が彫られたかぼちゃの提灯を指します。
かぼちゃ畑で狩ったかぼちゃを家でくりぬいて、このJack-o'-Lanternを作ります。
自分で顔を自由に考えられるので、世界で一つのJack-o'-Lanternができます!
Jack-o'-Lanternは顔だけではなくて、中には黒猫だったり、文字だったり、芸術的なものもあります。
ジャック・オ・ランタンの作り方
用意するもの
お好みのかぼちゃ、マーカー1本、ナイフ1本、スプーン1つ、(かぼちゃを光らせたい場合)ろうそく1本
- かぼちゃのヘタの周りを一周くり抜く
- スプーンで中のタネを出す(くり抜いたタネはフライパンで焼いて塩をかけて食べると美味しいです!)
- かぼちゃにマーカーなどで彫りたい顔を描く
- 1で描いた線に合わせて、ナイフで掘っていく
- (顔を光らせたい場合は)ロウソクに火をつけて、かぼちゃの中に固定する
★注意点
また、かぼちゃは固いので、子どもだけで彫るのはかなり大変です。
とても力がいる作業なので、お子さんと一緒に作るのをお勧めします。
YouTubeにも、ジャック・オ・ランタンの作り方が紹介されていましたので、こちらの動画も参考にしてくださいね。
とても易しい英語での解説なので、お子さんと見ると簡単な英語の勉強にもなります!
ハロウィンならではのお菓子
かぼちゃの準備も大切ですが、子どもにとってはハロウィンのお菓子も大事な要素の一つですね!
日本では知られていない、ハロウィンならではのお菓子とドネーションについてご紹介します。
Candy Corn キャンディーコーン
One of the most famous Halloween candy is "Candy Corn".
ハロウィンのお菓子といえば、Candy Cornです!
Cornはトウモロコシのコーンの単語と同じです。
「お菓子のコーン?それってどんなお菓子なの?」という声がありそうですが、名前のとおり、とうもろこしの粒の形をしています。
パッケージの画像のように、白と黄色とオレンジ色の3色が使われていて、お砂糖みたいに甘い味です。
Amazonや楽天では大体2,000円前後で購入できるみたいなので、家族や友達とのハロウィンパーティーで試してみるのはいかがでしょうか?
ハロウィンの際のお決まりのお菓子といえばCandy Cornではありますが、これ以外のお菓子もたくさんもらいます。
この他のおすすめする、アメリカの美味しいお菓子はこちらでまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね!
テレワークのお供にもぴったりなお菓子ばかりを紹介しているので、ハロウィンが終わってからも楽しめますよ。
Donating Halloween Candy ハロウィンのお菓子の寄付
We bring Halloween Candies to school for donation.
日本では有名ではありませんが、学校を通してハロウィンでもらったお菓子を寄付することも可能です。
ハロウィンでもらうお菓子には、自分が好きではないものだったり、アレルギーなどで食べられないお菓子をもらうこともあります。
特にアメリカでは、ピーナッツアレルギーの子も多くいました。
この食べてはもらえない お菓子は学校に設置された段ボール箱に集められて、ホームレスの子供たちに届けてもらいます。
アメリカはクリスマスもそうですが、イベントを交えたチャリティーイベントが多い国でもあります。
キリスト教の人を助ける精神が垣間見えますね。
ハロウィン当日(Trick-or-Treating and School Parties)
かぼちゃもお菓子も準備をしたら、当日がより楽しみになりますね!
アメリカでは当日はどのように過ごすのか、学校と放課後の過ごし方をご紹介します。
Halloween parade and party ハロウィンパレードとパーティー
小学校と中学校では祝い方が変わってくるので、それぞれのパーティーについて紹介していきます。
アメリカの小学校でのハロウィンの祝い方
Halloween parades and parties are held in elementary schools on Halloween.
小学校では、ハロウィンの日には学校でハロウィンパレードとパーティーが開かれます。
ハロウィンパレード
私の通っていた学校では、みんなでコスチュームを着て、学校の周りを一周しました。
先生たちも一緒にコスチュームを着てパレードに参加するので、学校全体で楽しめるイベントでした!
保護者も写真を撮ることができたので、とても楽しそうにしていました。
YouTubeでも"Halloween parade"と検索すると、現地の学校でのパレードの雰囲気を味わえます。
気になるコスチュームは、男の子はアニメのヒーローものなど、女の子は動物やプリンセスなど可愛い系が多かったです。
高学年になると、吸血鬼や怖い感じの仮装などが人気だったりしました。
ハロウィンパーティー
また、パレードの後には各クラスでハロウィーンパーティーがありました。
このパーティーでは、ハロウィンテーマのクッキーやドーナツなどを食べたりします。
仮装をしてのパーティーはワクワクでした!
アメリカの中学校でのハロウィンの祝い方
学校にもよりますが、中学校ではハロウィンの近い時期にダンスパーティーがありました。
体育館にDJを呼んで、夕方からダンスパーティーが開かれます。
お昼休みの際に、カフェテリアでチケットを事前に購入しておきます。
パーティーではチェキで写真を取ってもらったり、ピザを食べたり、流行の曲が大音量で流れている体育館でダンスを楽しんだりします。
DJには曲のリクエストができたりもしました!
アメリカならではの本格的なパーティーで、小学校とはまた違った楽しみ方でした!
Trick-or-Treating トリック・オア・トリーティング
ハロウィンの夜には、子供たちは近所の家を回って、お菓子をもらいに"Trick-or-Treat!"と挨拶をします。
Trick-or-Treat!は直訳すると「いたずらかお菓子!」となりますが、「お菓子をくれないといたずらするぞ!」のニュアンスになります。
気合の入っている家だと、チェーンソーを持ったミイラに仮装した大人がいたり、スモークを出して怖そうな音楽を流したりで、雰囲気はかなり怖かったです。
たくさんお菓子をもらいたいからと言って、ごみ袋にお菓子を入れてもらう子も中にはいました。
10月末で寒くなってきたり、歩き疲れたりもするので、大きなゴミ袋いっぱいにお菓子をもらうのは至難の業でした(笑)
たくさんのお菓子を数日で食べきることはできないので、私は約1年かけて食べていました。
できるならもう一度やりたいくらいです!
ハロウィンには欠かせない英単語
ここからはハロウィンの時期によく使われる英語のフレーズをご紹介します。
音声配信もしているので、発音も確認してみてくださいね。
Happy Halloween!
「ハロウィンを楽しんでね/楽しもうね!」という気持ちが込められたフレーズです。
前回お話した、Trick-or-Treatingの際に使われる英語の表現です。
"Trick or Treat!"と言われたら、 お菓子を差し出しながら"Happy Halloween!"と返してあげましょう!
ちなみにUSA Todayによると、2020年10月10日の時点では新型コロナウイルスの影響により、アメリカではハロウィーンのイベントが50州のうち37の州ですでに中止になっているそうです。
Boo!
ブーイングのブーと同じ綴りの単語です。
ハロウィンの時によく使われる言葉で、「ばあ!」と相手をびっくりさせるときに使います。
ちなみに、いないいないばあっ!に当たる英語のPeek-a-boo!にも使われている言葉です。
Spooky
幽霊が出そうな、とか、不気味なという意味を持つ単語です。
使われ方としては、This house is spooky.この家には幽霊が出そうと言えます。
また、Spooky storiesと言えば、この時期にぴったりの怖いお話を指します。
アメリカのハロウィンのまとめ
アメリカならではの文化や英語のフレーズを紹介してきましたが、少しでも「アメリカの祝い方って面白いな!」と思っていただけたでしょうか?
以前学校の授業でアメリカのハロウィンを紹介した際、子どもたちからは「どうやってかぼちゃって彫るの?」などの質問を受けました。
異文化に興味を持ってもらえることって嬉しいですね!
皆さんにも、少しでもアメリカならではのハロウィン文化が伝わったら嬉しいです。
Happy Halloween!